1/12/2019

アメリカのチップ制度について思うこと【後編】

アメリカのチップの話、続きです。


フロリダにはPublixというチェーン店のスーパーマーケットがありまして、Walmartとかと比べると割高感はありますが、うちはこのお店のサービスが好きでお買い物はもっぱらここでしていました。

ここにはお買い物したものをレジに通してくれるキャッシャーさんと、それを袋詰めしてくれるBaggerさんがいるんですね。で、Baggerさんのエプロンには名札と一緒に「お給料をちゃんともらっているのでチップは不要です」と小さく書かれたバッジが付いています。

レジに並んだらささっとお会計してくれて、荷物も袋詰めしてくれて(Myバッグを持っていってもちゃんと入れてくれる)笑顔でまた来てね!と言ってもらえると、それだけであーまたここで買い物しよう、と思えるのでした。


さて、アメリカの軍の基地にはCommissaryという食料品店がありまして、ここのレジのBaggerさんはボランティアなのですがレジ横に「彼らはチップのみで働いていますのでチップをあげてください」という張り紙がしてあります。

で、場合によるかもしれないけどこの袋詰めがチップをあげたいと思えるレベルでないことも多々あるのであります。キャッシャーはリンゴの袋を放り投げる(リンゴが痛む!)、袋詰めの人はパンを他の物の下に詰めたりする(パンがぺしゃんこになる!)、など。これはこの店に限らず、一般の小売店レジでもよくあります。

皆が皆そうでもないと思うのだけど、これにチップを払うのかと思うとうんざりするのでわたしはここではもっぱらセルフレジを利用することにしています。


この間がWalmartとか一般の小売店で、キャッシャーさんがささっとお会計をして袋詰めも(適当ですが)してくれます。お客は買ったものに対してお金を払う、従業員はその仕事に対してお金をもらう、というそのあたりがはっきりしています。


で、わたしはこのチップ制の何が苦手なのかというと要は「あなたのサービスのレベルはこの程度ですよ」とはっきりと金額として面と向かって表明することがしんどいのかな?と思いました。あと、チップに値しないサービスにも対価を支払わないといけない場合にあーあ、なんだかなぁと感じるのかな、と。

たぶんアメリカの人はそこまでいろいろ考えてチップを払ったり受け取ったりしてなくて、単に常識としてこれくらい払うもんだ、くらいに思って習慣として払っているだけなのかもしれませんね。


でもね、たまにものすごく美味しいレストランを見つけて、スタッフの対応もものすごくよくて、ここは通いたい!って思ったらうちは喜んでチップ25パーセントくらい払っちゃうんですよ。だから、単にケチでお金を全く払いたくないというわけでもない、のです。

そして、現金ではありますがチップを多めにはずんで常連さんになるといろいろ融通してもらえるのがアメリカという国でもあるのです。これは他の国でも同じかなと思いますが(笑)日本にも心付けの文化自体はありますしね。

そんなわけでやっぱり日本のサービスえらいなぁ、おもてなし精神すごいなぁということで締めておきたいと思います。


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