1/08/2019

アメリカで家を売り買いして思ったこと

去年の夏に前住んでいたフロリダにあるビーチハウスを手放しました。

ものすごく気に入っていて、転勤しても賃貸に出しておいて将来はリタイアしたらここに戻ってきて住むんだ!と思っていたくらいなのですが、ある日夫と座って毎月ローンに払っている利子と最終的に払い終わる頃に家自体の購入価格に上乗せされるであろう利子の総額を計算してみたら恐ろしくなり、そのまま売ることにしたのでした。

具体的な数字を出すと、2350万円の家を30年ローンで買って毎月の支払額が13万5千円くらい、そのうちの10万円くらいがまるっと利子だったのであります(怖)実際に毎月元本が3万円くらいしか減っていかないので利子がかさむ一方で全然減らないんですよ、元本。

日本みたいに金利が低ければ(アメリカで家を買うと利率は安くても現在3パーセント台くらい)毎月家賃を払っているつもりで持っていてもよかったのかもしれませんが、最終的に30年最低額での支払いを続けると最終的に銀行に払う金額が家の値段の倍近くになることが判明し、銀行にお金をあげるためだけに家持ち続けるなんて!と思ったわけで。

だいたい転勤族の身で家を買ったのがそもそも間違いでした。ずっとそこに住むんだったらまだいいんだろうと思いますが、まあ魔が差したというか海辺の家に暮らす生活を夢見てしまったというか。最終的には家を買ったとき以上の値段で売れたので、不動産屋さんに払った手数料を除いても2年その家にタダで住めたことになったし結果的にはまあええか、と。

ガレージはないし、間取りも少し変則的で一般的に皆が欲しがる家ではなかったかもしれませんが、海が近くて立地がよかったのと我が家には本当に理想の間取りで、今でもあの家はいいおうちだったなぁーと思います。

でも家を8月末に売ったあと、10月初旬にものすごく大きいハリケーンがフロリダにやってきてそのあたりの家を根こそぎ壊していったので「!!!」と思ったのも事実です。

夫の同僚の家もダメージを受けたりして、保険会社とのやりとりが大変だしすぐに保険金が下りるわけでもないし、いろいろ苦労しているという話を聞くと家を持つことについてちょっと考えずにはいられなくなりました。どんなに何かを大事に持っていても、避難するときに持って出られるものは限られています。あまり持ち物に執着しないことと身軽でいることの大事さ、みたいなことを災害を目の当たりにして思い知ったような気がします。


もし次に家を買うことがあれば頑張って貯金してニコニコ現金払いで買えるものを買おうね、と夫と話して決めました。となると簡単に億超えになっちゃうカリフォルニアとかはまず除外ですが、どっちみちローン組んでもそんな家は買えないしな・・・。古くてちいさくて、ちょっと直したらこじんまり気持ちよく住めそうなおうちがいいな。

もし次の赴任先でちょうどいい投資物件を見つけたらリモデルして転売する目的で買うかもしれませんが、それまでは借り暮らしのアリエッティでいいやぁーと思っています。

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