出かける前は「あーん、行ったら絶対アホみたいにあれこれ可愛いものいっぱい買って帰ってきちゃうわぁー、んもーどないしよーう」とか思っていたのにねぇ(笑)
かわいいもの、キッチン雑貨、キャンドルやTシャツなどいろいろあったんですけどねぇ。
ディスプレイ方法も飾ってあるものもかわいくって、なんか見ているだけで満足してしまったというのもあります。
素敵なものはいろんなところにたくさん売っているけど、わたしがこのかけらを一個だけ買って持って帰ったところで我が家のキッチンがこのディスプレーみたいに素敵になるわけではないのだよね。
せっかく来たんだし何か記念に買ったら、と夫にも言われたのだけど。
Tシャツ買おうかなと思って手に取ったら50%ポリエステル、25%綿で25%レーヨンで、それに30ドル払ってまで持って帰りたいかと言われると別に欲しくないのですよ。だって一回洗濯したら絶対毛玉だらけじゃん。
雑貨を見ても「これ、このロゴがなかったらいいのに」とか「もし同じものが他のお店で売ってても買わないだろうな」とか思っちゃってね。
ってことはこのシャレオツな雰囲気が欲しいと思わせているだけで、実のところは自分としては本当にこの値段を払ってもこの商品を欲しいとは思っていないということなのでしょう。
屋台でメイソンジャーに入ったアイスティーを売っててね、ジャーが可愛くて買いそうになったんです。アイスティー欲しい!みんなあれ持って歩いてるし!可愛いじゃん!ジャーもお土産にできるし!
でも夫に「別にジャーいらんやろ・・・家にそれこそ売るほどあるやん・・・」と言われて結局買いませんでした。
冷静に考えると、普段だったら絶対に500mlのアイスティーに8ドルも払わないもんね。素敵な場所の魔力って本当に恐ろしいものです。
あれってさぁ、テーマパーク行ってあのキャラクターの付いたプラスティックの入れ物に入ったたっかい飲み物買っちゃうのと多分一緒やねんなぁ。家に持って帰って使うかって言うと絶対に使わないのに、なんであれ買っちゃうんでしょうね。
素敵な場所はお手洗いですら素敵でした。
多分こういう風に思っちゃうのは、昔今までいろんなところへ行って「せっかくだからお土産買ってかえろー」と思って買って帰って、家にそういうのが山積みになって、ある時点でそれをまとめて処分した時にがっくし!という気持ちになったこともあるかもしれません。
人生を楽しむ、という点においては何も考えずにお土産買ってすっごい嬉しい気持ちで帰ってこれたら、それだけでもそのお金の価値はあると思うのです。
なので、今みたいにあれこれ考えちゃって、結局お土産を買わずに帰ってくるっていうのってもしかしたら「お楽しみ」という点では人生損しちゃっているのかなぁ?と思わないこともないです。
後に残らない、という意味では消えモノ(食べモノとか飲み物とか)のお土産が一番いいんでしょうね。
でもお土産がなくても、そこに行って楽しかったという思い出は消えないし、写真もあるし、きっとそれでいいんだと思います。
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