この記事によると、今月の米国内の精肉の価格は昨年同時期と比較すると約8.1パーセント上昇しているとのことです。
あと、ファストフードチェーン店のWendy'sがビーフメニューの一部の提供を一時的に取りやめているとのこと。
精肉工場が新型肺炎の影響で一部閉鎖していることの影響を受けているようです。
一方で、ヴィーガン用の製品を提供しているビヨンドミート社の株はここ数日で価格がぐっと上がっています。
つまりはそういうことで、こういうニュースを見ているとあっちとこっちがつながっていてとても面白いなと思います。
冒頭の記事内で「自分は肉を食べないから困らない」と書いたため、気分を害された方がいらっしゃったようですが(スイマセン)
別に誰かを怖がらせようと思って書いたわけではなく、こういうことがあるとこの後にこうなるやろうなぁと思ったことを書いただけなので
(なのでもし自分がまだお肉を食べていたら、多分ニュースを見た後に数パック確保して冷凍庫に入れとくくらいはやってると思います)
その後の運びを見ていると「あぁ、やっぱりこうなったよね」というのは感じます。
たとえば日本の外食産業などで、米国産肉を提供しているお店は材料の入手がこれから難しくなるだろう
→じゃあ他国から輸入すればいいじゃない?
→でも、他国でも(日本でも)精肉工場の閉鎖は同じくありえる話
→もしそうなれば外食の値段が今後ますます上がる可能性がある
→不況で客足が遠のく、メニューの原材料費があがる、経営が難しくなる可能性がある・・・という流れは大いにあり得るわけで。
どんな場合にも、最良のシナリオと最悪のシナリオというのは両方想像しておくといいのかも。
世界で起きていることのニュースをつなぎ合わせてみれば、次にもしかしたらこういうことが起きるかもしれないなということがなんとなく予測がつくこともあります。
逆に、米国で買い占めが起きた時に日本では銃を買いに走るアメリカ人のニュースが流れたそうですが、アメリカではどこもかしこもそういう事態になっていたわけでもなく、
一部のそういう行動に出ている人に対してメディアがフォーカスして報道しているだけなので、現地の感覚と日本のニュースでは温度差があるということも考慮した方がいいように思います。
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先日、精肉工場内の写真を見てびっくりしました。横一列に隣の人と肩がぴったり触れ合うほどの間隔で作業している。換気はどうなってるのかわからないけど、こういう環境だとコロナはすぐに広がってしまいますよね。この仕事環境どうにかできないのかな、こっちのほうが気になってしまいました。私が住んでいるカリフォルニアでは政府から「肉を買いだめしないように」とのアドバイスがありました。真偽は定かではないですが、カリフォルニアはカリフォルニア内で畜産業や肉の流通が完結しているので、買いだめする人がいない限り、スーパーで肉が買えなくなることはないということでした。ただ、それでも買いだめは起こり、Costcoでも肉の値段が上がっていました。それに、ゆかりさんがご指摘の通り、カリフォルニアの精肉工場でも同じことが起きる可能性は高いですね。
返信削除銃を買いに走るアメリカ人の件ですが、たしかに実際に銃を買う人は少ないと思います。ただ、恥ずかしながらうちの夫は一時期「買おうかな」と言っていました(結局は買わず)。良くも悪くもアメリカ人は他人を基本的に信用してないと思います。みんなが自分と同じ考え方とは思えない(真理だと思います)から信用しづらいんでしょう。あと、アジア人が各地で差別されている報道ですが、私はまったく差別されていません。でもニュースでテキサスの変な白人のおばちゃんが、アジア人は自分の国に帰れとかどなっているのを見ると、実際あるところはあるのだなと不思議でなりません。アメリカは広いですね。
精肉工場の写真、わたしも見ました!透明の仕切り板を入れたりしているようですが、あの密着した空間では普通に空気感染しそうですよね(;^_^A
削除あ、アメリカでこの状態がもう少し続くと暴動が起きそうだな、というのはわたしも思いましたね。実際にミシガンの事件もありましたし(どこまで真実を報道しているかはわかりませんが)。貧富の差や宗教観、人種などもいろいろ違うし地域差もありそうですね。
そのテキサスのおばちゃんは、アメリカは元々移民の国だというのを知らないのかしら・・・(;^_^A